専大松戸エースのエース西村卓真投手(3年)が得意のスライダーで内角攻めし、3安打2失点完投も優勝にあと1歩届かなかった。

大会屈指の好投手、篠木との投げ合いについて「意識していた。いい勝負ができるように、と思って投げた」。悔しさよりも戦えたことの喜びの方が大きかった。

持丸修一監督(72)は「気合が入っていてひるむことなく投げ切ってくれた。今日が一番いいピッチングだった」とたたえた。