八戸工大二は背番号12の1年生が勝負強さを発揮し、今夏4強の弘前実に逆転勝ちした。

2-4の8回無死満塁、細川憲人内野手が甘く入ったスライダーをコンパクトに振り抜き、左翼フェンス手前まで打球を運ぶ走者一掃の決勝二塁打。「チームのみんなで作ったチャンス。自分もつなぐ意識で打席に入った」と笑顔で振り返った。