第93回選抜高校野球大会(3月19日から13日間、甲子園)の出場32校(一般選考枠28校、21世紀枠4校)を決定する選考委員会が29日、リモートで開かれる。

午後3時30分に21世紀枠、続いて一般選考の出場校が発表される。

<注目地区どうなる>

【21世紀枠】

東日本から1校、西日本から1校、残り2校は東西関係なく選ぶ。注目は、富山北部・水橋。連合チーム初の選出なるか。

【関東・東京地区】

最後の6校目は関東8強の中で最有力の東海大相模か、東京準優勝の日大三か。関東準々決勝で惜敗した東海大相模の方が、東京決勝で完敗した日大三より印象はいい。5校目までに、神奈川の他校の選出がなさそうなのも追い風。ただ、東京は3年連続1校が続く。東京2校を求める意見が出る可能性はある。

【近畿地区】

5、6校目の残り2校を近畿8強からどう選ぶか。横一線に近く、激論必至。地域性を考慮すれば、兵庫の神戸国際大付が浮上する。天理は昨秋奈良大会で、近畿Vの智弁学園を倒し優勝しており、優位か。

【中国・四国地区】

最後の5校目は鳥取城北が優位か。中国準決勝で、中国Vの広島新庄に惜敗。四国準決勝で惜敗の小松の場合、愛媛2校となるため地域性の偏りが出る。