県岐阜商は優勝候補の一角として一戦必勝で挑む。

小園擁する市和歌山と初戦で激突。主将で今秋ドラフト候補の高木翔斗捕手(2年)は「(相手は)投打のバランスが取れたいいチーム。(小園とは)チーム打撃を心掛けてやりたい。学校として戦後初の優勝を成し遂げられるよう頑張りたい」と気合を込めた。

鍛治舎巧監督(69)は18年の母校復帰後、初の聖地でのトーナメント。「いいスタートを切りたいですね、まずね。いいスタートを切れれば。1戦、戦ってその中でいい試合をできれば、勢いは出てくる」。ユニホームを山吹色の色彩豊かなデザインに一新するなどチーム改革を進める。

甲子園春夏通算87勝は公立校最多。エース左腕の野崎慎裕(のりひろ、2年)はプロ注目で、昨季の主力も多く残る。春夏の優勝4度はすべて戦前。1940年春以来、81年ぶりの全国制覇も夢物語ではない。

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