天理先発の森田雄斗投手(3年)が平城戦で8者連続奪三振の快投を演じた。力強い速球やスライダーなどで空を切らせた。4回9奪三振無失点に「三振を取るつもりはなかった。思い切り放るだけ」と無心。3月のセンバツは選手登録されたが登板機会はなく同じ左腕の仲川一平投手(3年)が好投した。この日は5回コールドで大勝。中村良二監督(52)は「(8連続三振に)夏は達1人で投げるコンディションでできない。連戦にもなる」と見据える。森田が“新戦力”で加われば層は厚くなる。