コロナ禍で2年ぶりに開催される第103回全国高校野球選手権（8月9日開幕、甲子園）の九州各県大会に登場する注目選手を紹介する。7月3日開幕の沖縄、鹿児島大会で口火を切り球児の熱い夏が始まる。

宮崎商の西原太一外野手（3年）が自慢の強打でけん引する。春の九州大会は初の1試合3本塁打で東海大熊本星翔撃破に貢献。センバツでは初戦で天理（奈良）のドラフト候補・達孝太投手（3年）に圧倒されたが、反省をもとに試行錯誤を重ねた打撃が好調だ。「ヘッドが寝ていたので立てる意識で練習して、ミート率が良くなりました。最短でバットを出すことを意識しています」。新打法で春夏連続の甲子園を狙う。