札幌月寒が少ないチャンスを逃さず、16年以来の代表決定戦進出を決めた。

3回表2死から四球と打撃妨害で一、二塁とすると、3番酒井勇輝中堅手(3年)が低めのスライダーを右越えに3点本塁打。「変化球をためて打つ練習をしていたのが生きた」と自身初アーチで勝利を呼び込んだ。次の札幌大谷戦に勝てば99年以来の南大会進出となる。「今日より好機は少ないと思うので、ものにできるようにしたい」と気を引き締めていた。(札幌麻生)

●4安打で敗れた札幌創成の後藤貫太主将(3年) 自分たちのミスから3点取られて焦ってしまった。相手を意識しすぎて硬くなってしまったかもしれない。