昨夏の石川大会王者で強力打線が武器の日本航空石川が金沢にサヨナラ負け。準決勝で姿を消した。

3回から8回まで快音聞かれず無安打無得点。だが、最終回に強力打線が目を覚ます。1死一、三塁の一打同点の場面では2年生で高校通算23本を誇る内藤鵬(ほう)内野手が「自分まで回してくれてありがとう」と打席前には涙。この日初安打となる適時打を放った。続く4番石井幸希(3年)も逆転打を放ち6点を奪った。その裏に逆転され勝利とはならなかったが強力打線の執念は内藤ら次の世代に引き継がれる。