点の取り合いとなった岡山大会決勝で、倉敷商が9回サヨナラ勝ちし、12年以来9年ぶり11度目の夏の甲子園出場を決めた。

1回表に2点を先制されたが、直後の1回裏に3点を挙げて逆転に成功。3-5で迎えた6回表に同点に追いつかれ、7回表には1点を勝ち越されたが、7回裏に1点を奪って6-6に。最後は9回に好機をつかみ、サヨナラ勝ちを飾った。

◆倉敷商 1912年(明45)創立の県立校。商業科、情報処理科、国際経済科がある。生徒数949人(女子595人)。野球部の創部は31年で、部員数は126人(マネジャー16人)。甲子園は春4度出場、夏は今回で11度目となる。主なOBは、中日、阪神、楽天で監督を務めた星野仙一氏、ロッテ岡大海。所在地は倉敷市白楽町545。川井敏之校長。