神戸国際大付(兵庫)はあと1歩及ばず、準々決勝で敗退した。3点を追う5回に主将・西川侑志捕手(3年)が左翼ポール際に大会第33号となるソロ、6回2死二塁で坂本陽飛内野手(3年)が右前適時打を放って1点差に追い上げた。

7回に2ラン、8回には1点を追加されて2-6と広がったが、諦めず9回2死走者なしから怒濤(どとう)の追い上げを見せた。武本琉聖内野手(3年)が四球を選ぶと、ここから4者連続の代打攻勢をかけた。勝木力輝斗(3年)、夜久彪真(やく・ひゅうま)外野手(3年)、松尾優仁(ゆうと)外野手(2年)の3連打で、4-6。4人目の柴田勝成(1年)は四球を選んで満塁とし、1番・関悠人外野手(3年)の右前打で2人がかえって土壇場で同点に追いついた。

ただ最後は9回サヨナラ負けで、涙をのんだ。青木尚龍(よしろう)監督(56)は「リードされても『甲子園やぞ。悔いのないようにやろう』と言って選手は思いっきり振ってくれたと思う。今日の試合だけではなく、4試合甲子園でできて良かった」とナインをねぎらった。【三宅ひとみ】

▽神戸国際大付・西川主将(5回に2試合連続となる左越え本塁打)「思い切り振ろうと思った。逆転の糸口になればいいなと思っていた。試合には勝ち切れなかったけど、一致団結して諦めることなく戦えた」

▽神戸国際大付・関(9回2死満塁から同点適時打)「(前打者の)1年の柴田が四球でつないでくれたので、絶対打とうという気持ちだった。結果はサヨナラ負けになってしまったけど、悔いなく戦えた」

▽神戸国際大付・坂本(6回2死二塁から1点差に迫る右前適時打)「初球から振っていこうと思って打席に立った。ヒットになってうれしかった」