花巻東(岩手1位)が聖光学院(福島1位)を破り、悲願の初優勝を成し遂げた。

佐々木洋監督(46)の長男で高校通算47本塁打を誇る1年生スラッガー、麟太郎内野手は1打席目が一ゴロ、2打席目が空振り三振、3打席目が2点適時二塁打、4打席目が見逃し三振と4打数1安打2打点。5回には左中間を破るダメ押しの2点適時打を放って初優勝に貢献した。花巻東は11月20日開幕の明治神宮大会に東北代表として出場する。

花巻東は1回に4番田代旭捕手(2年)の適時二塁打で先制。小沢修外野手(2年)も適時打で続いた。2-1の5回には佐々木麟が左越えへ2点適時二塁打を運んでリードを広げた。投げては北條慎治(1年)、菊池興洋(2年)、工藤翔大(2年)の3投手のリレーで逃げ切った。

一方の聖光学院は優勝した17年以来、4年ぶりの頂点にあと1歩届かなかった。

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