和歌山東が、春夏通じて初めて甲子園出場を決めた。昨秋の和歌山県大会・準決勝では、夏の甲子園覇者の智弁和歌山を5ー4で撃破した。さらに、近畿大会準々決勝でも、夏の甲子園4強の京都国際に3ー2で勝利。快進撃で準優勝の成績を残した。軟式野球部から硬式野球部に代わり、12年目で悲願の甲子園出場をつかんだ。

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チームはセンバツの目標としてベスト8進出を掲げている。主将の此上(このうえ)平羅内野手(2年)は「今まで僕たちは気持ちで勝ってきたチーム。甲子園という舞台でも気持ちを前面に出して全力プレーでやっていきたいです」と意気込んだ。12年間指揮をとっている米原寿秀監督(47)は「ほっとした気持ちと、やらなければいけないという強い気持ちがあります」と気を引き締めた。