18日に開幕する第94回選抜高校野球大会(甲子園)は、成立前の試合を引き継いで翌日以降に再開する「継続試合」が採用される。

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◆甲子園のノーゲームやコールドゲーム 昨夏の全国選手権大会では、帯広農-ノースアジア大明桜(4回裏終了)、日大東北-近江(5回裏2死)がノーゲームに、大阪桐蔭7-4東海大菅生は8回表1死でコールドゲームになった。いずれも降雨のため。夏の大会だけでノーゲームは20度、降雨コールドゲームは8度ある。03年夏には駒大苫小牧が倉敷工戦で8-0と大量リードしたが、4回途中で降雨ノーゲームに。翌日の再試合では2-5で敗れる無情の結果となった。ノーゲームでは09年の木下拓哉(高知=現中日)らが記録に残らない「幻の本塁打」を打っている。