「超攻撃野球」をテーマに掲げる浦和学院が、7得点で快勝。これで同校は96年春から、甲子園で春夏通算45試合連続得点となった。継続中の記録では智弁和歌山と東海大相模の37試合を上回り、全国最長を続けている。

浦和学院の完封負けは、甲子園通算57試合で1度しかない。94年夏の2回戦で、穐谷正人(中越)に完封されただけだ。連続試合得点の最長記録は横浜が昨夏、智弁学園の西村王雅、小畠一心に完封リレーされる前まで続けた76試合。いつも強力打線で乗り込む大阪桐蔭も、15年春に平沼翔太(敦賀気比)に完封され50試合で止まっている。今大会から指揮する森大監督は、前監督の父士さんから受け継いだ完封されない記録をどこまで伸ばすか。【織田健途】