【第2試合(午後1時30分)国学院久我山(東京)-大阪桐蔭(大阪)】

初のベスト4進出を果たし、波に乗る国学院久我山(東京)は、昨年11月にイチロー氏(48=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)から指導を受け、犠打あり、バスターありと多彩な攻撃を展開している。準々決勝では、4番、下川辺隼人内野手(3年)が本塁打を放つなど、強打も絡め、粘り強い攻撃で接戦をものにした。投手力も万全だ。タイプの違う成田陸投手(3年)、松本慎之介投手(3年)、渡辺建伸投手(3年)の継投で堅実な試合運びを見せる。

昨夏の甲子園では同じくイチロー氏から指導を受けた智弁和歌山が優勝している。“イチロー効果”でこのまま勢いに乗れるか。

対する大阪桐蔭(大阪)は、これまで投打に圧倒的な力を見せている。準々決勝で84年PL学園の記録に並ぶ大会最多タイの1試合6本塁打を達成。17得点を挙げ圧倒した。投手陣も盤石だ。準決勝で先発した2年生左腕・前田悠伍投手は、6回までに12奪三振。別所孝亮投手(3年)、南恒誠投手(2年)と、市和歌山をわずか1安打。完封リレーで投手力も高い。

国学院久我山が勝てば決勝進出は初。大阪桐蔭ならば、18年以来となる。

【国学院久我山 学校紹介】はこちら>>

【大阪桐蔭 学校紹介】はこちら>>