昨夏甲子園出場の静岡高が浜松西に3-2でサヨナラ勝ちし、昨春に続くベスト4進出へ好発進した。2-2で迎えた9回裏、途中出場の猪股李紀(りき)外野手(2年)が決勝打。昨秋県大会の3位決定戦(9○6)に続き、浜松西を退けた。浜松城北工は、昨春センバツに21世紀枠で出場した三島南を7-3で下した。24日には2回戦の残り10試合が行われ、29日の3回戦に進む16校が決まる。
優勝候補の静岡高が、苦しみながらも初戦を突破した。2-2の9回裏1死一、二塁。途中出場の猪股が、熱戦に終止符を打った。初球の真っすぐを捉え、右中間へ運んだ。小1から始まった野球人生初のサヨナラ打に「自分の前で申告敬遠もあって、『絶対に決める』という思いだった。良かったです」。駆け寄る仲間と笑顔で抱き合った。
県3位で東海大会に出場した昨秋は、主力の故障もあってレギュラーとして活躍。しかし、現在は外野の定位置争いの中にある。「夏は(レギュラーとして)グラウンドに立っていたいという思いでやっている」。池田新之介監督(44)の起用に応える一打で、猛アピールした。
昨秋の3位決定戦のリベンジを狙った浜松西を終盤で振りきり、3回戦進出。次戦は飛龍と対する。猪股は「夏のシード権を取って優勝したい。チーム一丸となって戦っていきます」と、決意を新たにした。【前田和哉】

