侍ジャパン栗山英樹監督(61)が2日、北海道・栗山町で行われた栗山高女子野球同好会の激励会に出席した。

元女子日本代表の金由起子監督(44)と、辻奈成(なな)、森乃々花(ののか)の2選手へ「これから野球人口が減っていく中で、野球として大きな課題がある中で、女子野球の方が広がると僕は信じている。大変ですけど頑張ってください。僕も頑張りますからぜひこれから新しい歴史をつくってください」とメッセージを送った。

地元関係者ら約80人が集まった激励会では選手がユニホームを着用して登場。日本ハムのオールドユニホームをイメージして作られた同好会のユニホームを見た同監督は「とてもシンプルだし、なんか魂があるなと。金監督とも話していましたけど、かわいらしさもありますよね」と笑顔を見せた。

報道陣から“第2の故郷”に女子野球チームができたことについて問われると「女性に野球をやってもらう、その面白さを感じてもらう。そういう人が増えれば。やっぱり野球を通して人間教育はしやすい。僕なんか何回も会っているわけではないですけど、身内みたいな、家族みたいな雰囲気で頑張ってほしいなと思いますし、ぜひ歴史をつくってほしい」とエールを送った。