夏の県大会5連覇中で春王者の前橋育英・岡田啓吾主将(3年)が、先輩たちがつくった歴史を受け継ぐ。

初戦は、高崎東-渋川の勝者と15日に上毛新聞敷島球場で対戦することが決まった。

岡田主将は「改めて、大会が近づいてきたという実感が湧いてきて、気が引き締まりました」と話した。

春の県大会は3年ぶり9度目の優勝を飾り、夏は第1シードとして迎える。「上からではなく、チャレンジャーとして下から食らいついていく気持ちを忘れずにやりたい」と冷静に話した。

チームの持ち味は守備力と走塁。「走塁もいいと言われるので、もっと磨いて『日本一の走塁』になるようにしたい」と力強い。6連覇もかかっており「目の前の試合に勝てば、結果はついてくる。つなげられるように優勝したい。伝統を受け継いでいきたい」と話した。