聖地を目指す戦いが、南北海道の函館、室蘭、北北海道の十勝地区で開幕した。

帯広三条エース河野太希（3年）が9回5安打1失点で、公式戦初完投した。今春は地区2回戦で2回途中6失点降板。課題の制球力を磨くため、同じコースにストライク10球連続で投げる練習を繰り返し「緩急や左右への投げ分けで打ち取ることができた。次も1戦必勝。目の前の試合に集中したい」と気を引き締めた。

○代打で右越えに公式戦初本塁打を放った帯広三条・星野光伸捕手（2年）　前の打者が早くアウトになってしまったので、流れを引き戻したかった。