昨夏の兵庫大会準優勝校、関西学院が初戦で敗れた。広島、阪神で主砲として活躍した新井貴浩氏(野球評論家)の長男、亮規浩(あきひろ)内野手(3年)が最後の打者に。9回2死二塁で二塁ゴロ。4打数無安打だった。

新井貴浩氏が今夏限りで勇退する広岡正信監督(68)と最後の夏を終えた長男らナインにねぎらいの言葉を贈った。「3年生全員にご苦労さまと声をかけたいです。みんなの頑張ってる姿に感動しました。広岡監督は若いころからすべてを犠牲にして子どもたちのために今までやってこられた。それを考えたら、尊敬しかありません。(大学で野球を続ける亮規浩内野手に)広岡監督でなければ、こんなに上達しなかったと思います。広岡監督との出会いが、彼をここまで成長させてくれたと思います」。