8度目の夏甲子園を狙う花咲徳栄が苦しい試合を勝ち切った。花咲徳栄・岩井隆監督(52)は「夏の怖さを知った」と試合後、振り返った。

初回、武蔵越生の攻撃に先制攻撃を許した。先発・金子翔柾(3年)が2番飯野元汰内野手(3年)にストレートを中前に打ち返され。中堅が捕球できずに後逸し、転々とする間にランニングホームランで1点を先制された。

その後はシーソーゲームが続き4-4で迎えた7回表の勝機を逃さなかった。2番山田慎之介内野手(3年)が左前安打で好機をつくり、4番柴田樹内野手(2年)がレフトフェンス直撃の二塁打で1点追加。6番増田空内野手(2年)の右前適時打でさらに1点追加し6-4とした。

エースの金子は完投。14奪三振だったが9安打4失点に「失点が反省点です」と肩を落とした。次戦は16日。「切り替えて修正したい」と前を向いた。

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