昨夏の準優勝校で甲子園初出場を狙う昌平が、初夏合わせて8度の甲子園出場を誇る春日部共栄を6-1で下した。

勝負がついたのは1-1で迎えた6回だった。1死二塁のチャンスで回ってきたのは、1打席目に三塁打を放っていた佐藤蓮内野手(3年)。左前適時打で勝ち越しの1点を挙げた。この回の攻撃中で雨が降ってきたが、打線の勢いは止まらなかった。打者一巡で5安打を重ね、一挙5得点。6-1とリードを広げた。

先発の渋谷真宜投手(3年)は7回2安打1失点と好投。黒坂洋介監督(47)は「入学してから一番のピッチング、自分の力以上の結果を出してくれた」と絶賛した。

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