プロ注目の145キロ右腕、飾磨工・岡植純平投手(3年)が171球5失点完投で、2回戦で姿を消した。

昨秋県優勝校の社(やしろ)が対戦相手。制球への意識と「球場の雰囲気にのまれてしまって」と、12四死球と苦しんだ。初回は2死から連続四死球を出し、2失点につながった。6回の3失点も2四球がからんだ。だが懸命に要所を締め、味方の4番・天野大樹内野手(3年)の2本塁打の援護もあって接戦に持ち込んだ。

2点差で敗れた試合後、岡植は肩を落としながらも「高校最後の試合で、こんな相手と対戦できてよかったです」と昨秋県王者との試合を振り返り、今後については「プロ1本で頑張りたいです」と次のステージを見据えた。

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