昨年は春夏甲子園に出場した神戸国際大付が、西脇を無失点に抑えて6回コールド勝ちした。
開始まもなく武器の強打線が機能。初回に4得点をあげると、4、5回にも1点ずつ積み上げた。そして、6回には加藤彰真内野手（3年）が3ランで、この回4点を追加し10－0とした。
「打った瞬間にいったと思いました」。本塁打を放ち、4打点を挙げた加藤は言い切った。「1、2回戦では凡退が続いていたので、打つという気持ちで（打席に）立った。緊張せずにいつも通りにできたのがよかった」と語った。
青木尚龍監督（57）は「相手がいいピッチャーなんで。よく打ってくれたと思います。相手が攻めてきてたんで、『気持ちで負けないようにしよう』と声かけしてました」と話した。
神戸国際大付は昨夏の県覇者で、甲子園8強入りしている。今年はシードを逃しての戦いとなったが、順調に頂点へ歩を進める。
