昨年準優勝の札幌日大が、2年連続3度目出場の小樽双葉を7回コールドで下し、8強に進出した。同点の6回1死一、三塁で2番折霜浩徳外野手(3年)が勝ち越しの遊撃強襲適時打を放ち、勝利に貢献した。初回の走塁で一塁を踏む際、相手選手と交錯し右足首を負傷したが「冷やしたら痛みは取れた。その後も問題はなかった。(決勝打の際は)ベンチから思い切っていけと声が聞こえて、集中できた」と振り返った。

北海道日大(現北海道栄)の遊撃手、主将として75年春、夏連続で甲子園出場した父忠紀部長(64)と臨む最後の夏。家には当時の入場行進の写真も飾られている。折霜は「写真を見ていつも気持ちを高ぶらせている。父には『甲子園に行くには1球1球が大事。実際に自分で行って、そのすごさを感じてこい』と言われている。次の試合もチームのためにできることをやって、父と甲子園に行きたい」と意気込んだ。

南北海道大会の第2、第3試合は雨天のため中止となり18日に順延。当初18、19日に予定していた試合は、19、20日に変更となった。25日準決勝、26日決勝の予定に、変更はない。

【南北海道大会 スコア詳細】はこちら>>