昨年12月、イチロー氏(48=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)から指導を受けた千葉明徳が、4回戦で姿を消した。

再三のチャンスにも、市船橋の好守に阻まれ7回の1点止まり。イチロー氏直伝の盗塁も1つに止まった。

主将の作田凌太朗内野手(3年)は「イチローさんに走塁を始め、攻める姿勢や、落ち着いてプレーすることを教わりました。今日も1つのミスの後も、全員落ち着いてやろう、と声をかけあうことができました」と、真っ赤に腫らした目で話した。イチロー氏の指導で、選手たちは常に前向きに変わるきっかけをつかんだ。作田は「指導を受けた2年生が、来年、結果を残してくれると思います」と、後輩たちに甲子園出場の思いを託した。

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