八戸工大一が昨夏準決勝、昨秋決勝で敗れた青森山田にリベンジを果たし、10年以来12年ぶりの決勝進出を決めた。初回1死一、三塁、4番舘宥丞内野手(3年)が初球のボール球をスクイズ。体勢を崩しながら気持ちで先制点をもぎ取った。2回2死二塁に遊失で2点目。6回1死一、三塁に二失で3点目と、相手の失策に乗じて追加点を挙げた。エース右腕・広野風雅投手(3年)は4安打1失点の完投。5回から毎回を打者3人で終える快投でリードを守り切った。