1977年(昭52)創部の仙台南が、名取北とのシーソーゲームで逆転勝ちを収め、創部初の4強入りを果たした。

3-4で1点を追う6回2死二、三塁。田中滉也外野手(3年)の2点右前適時打で一時逆転したが、7回に再び同点に。それでも林英雄内野手(3年)が8回1死一、三塁で右犠飛を放ち、勝ち越しに成功。9回は中川陽市郎投手(3年)が1死二塁から2者連続奪三振。1点リードを守りきり、マウンド上でガッツポーズを見せた。「史上初めてのベスト4を決められたので、本当にうれしかった。自然とガッツポーズが出た」と笑みを浮かべた。

26日の準決勝は、第1シード仙台育英と対戦。昨秋の県大会準々決勝で敗れた相手から初の決勝進出を目指す。

「夏の地方大会日程・結果」はこちら>>