ノーシード聖望学園がAシード浦和学院を下し、13年ぶり4回目の夏の甲子園出場を決めた。

先発の岡部大輝投手(3年)は「超攻撃型野球」を掲げる浦和学院打線に対し、「すごいバッターばっかりなので攻めていく気持ちを忘れずに投げた」と、4安打6奪三振の完封勝利。

岡本幹成監督(60)は「(勝つ)チャンスは岡部が頑張ってくれるしかないと思っていた。全部が良かった。見たことない一生に一度のピッチングだった」と絶賛した。今大会7試合中6試合で先発、エースとしてチームを引っ張り、監督の期待にも応えた。

◆聖望学園 1951年(昭26)創設の私立校。野球部は1980年(昭55)創部。生徒数は900人(女子450人)。部員数は86人。甲子園出場は夏4度目、春1度。主なOBは元中日の門倉健、元ヤクルトの小野公誠、元阪神の鳥谷敬ら。飯能市中山292。関純彦校長。

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