横浜(神奈川)が三重に競り勝ち2年連続の初戦突破、甲子園春夏通算60勝目(30敗)を挙げた。60勝は報徳学園、高松商と並ぶ15位タイ(トップは中京大中京の136勝)。

先発の左腕、杉山遥希投手(2年)が好投。5回まで無失点。6回2死二塁から高めに浮いたスライダーを適時安打され1失点。9回にも1点を失ったが2失点、無四球で完投した。

打線は3回、緒方漣内野手(2年)、板倉寛多内野手(3年)の連続適時打で2点。8回には2死一、二塁から岸本一心外野手(3年)の右越え適時三塁打で2点を奪い杉山を援護した。

三重は先発の上山颯太投手(3年)が杉山に劣らぬ好投。9回に2点差に迫ったが、2年連続の初戦突破はならなかった。