大阪桐蔭が3度目の甲子園春夏連覇に向けて、10日に初戦の旭川大高(北北海道)戦に臨む。今春のセンバツを圧倒的な強さで優勝し、今夏の大阪大会も圧倒的な力を見せつけた。チーム総得点54点で、わずか1失点。前田悠伍投手(2年)やプロ注目の松尾汐恩捕手(3年)ら投打ともに層は厚い。西谷浩一監督(52)も「大阪大会決勝のような形になればチームとしていい感じになってくる。どんな形でも勝って校歌を歌いたい」と意気込んだ。寮は3人部屋だが宿舎は個室だ。V大本命は戦闘態勢を整えてきた。