OBのプロ野球選手からの応援を、しっかり受け取った。

2年連続5度目の出場で、2回戦に進出した二松学舎大付(東東京)の市原勝人監督(57)が12日、オンライン取材でカブス鈴木誠也外野手(27)から野球部にTシャツなどが届いたことを明かした。

選手たちは、練習の際に着用している。「感謝の気持ちを込めて、他のOBからも届いたものを極力使っています」と話した。

初戦で札幌大谷(南北海道)に3-2でサヨナラ勝ちをおさめ、鈴木からは「おめでとうございます。励みになります」とメッセージがあった。

14日の2回戦で対戦する社(やしろ)は地元兵庫県のチーム。週末も重なり、大勢の観客が詰めかける可能性が高い。市原監督は「たくさんの人の前で、大きな歓声の中で野球ができることはうれしいことなんだと、思ってもらいたい。去年夏、春と甲子園にせっかく来ているのに大観衆の前ではできなかった。お客さんがいっぱい入った中で野球ができる、その差を感じると思う。こんなに幸せなことはないとポジティブに考えさせてあげられれば」と話した。