仙台育英(宮城)が聖光学院(福島)との「東北勢対決」に大勝し、7年ぶり3度目の決勝進出を決めた。須江航監督(39)は「身の丈にあった低い打球でつないでいく意識を、選手たちが実践してくれた。本当に頼もしかった」とたたえた。

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◆1試合18得点 夏の準決勝では21年和歌山中18-2豊国中、84年取手二18-6鎮西に並ぶ最多。

◆1イニング11得点 夏の準決勝では、70年PL学園が高松商戦の7回に12点を挙げたのに次いで2位。

◆個人1イニング最多二塁打2 遠藤が2回に記録。98年赤田将吾(日南学園)が愛工大名電戦、16年小西慶治(東邦)が北陸戦で記録したのに次ぎ3人目。

◆準決勝4戦全勝 仙台育英は春夏通算4度目の準決勝をすべて突破。準決勝無敗の学校では駒大苫小牧、習志野、静岡商、関西学院の各3度を抜く最多。

◆3時間ゲーム 試合時間は3時間6分。夏の9回終了試合で3時間以上は11年の帝京8-7花巻東(3時間6分)以来11年ぶり。