上原浩治氏とゲスト出演の荒木大輔氏が21日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」に出演。22日に行われる全国高校野球選手権の決勝で仙台育英(宮城)と下関国際(山口)が対戦することについて語った。

1980年に「大ちゃんフィーバー」で早稲田実業の1年夏から5季連続甲子園出場し活躍した荒木氏は「40年になりますね。当時生まれた子たちが、もう40歳になって、もうおじさんの世代に。僕はさらに上にいってますから」と当時を振り返った。高校野球は「レベルも高くなって、特にピッチャーは、分業制ではないですけれども、いろんな選手が上がって、僕たちの世代だと、マウンドに上がるのは(背番号)1番や11番だったが、今の時代は野手の選手、3番や8番と、だれでも上がる時代なので、いろんな見方はできるが、結構楽しみながら見ることもできますね。でも選手たちの気持ちは同じですね。(投手は)休養が入ることによって、万全な状態に近いかたちで、ただここまで来ればそういうことはないんですけれども、1日でも休養が取らせてもらえるのはいいことだと思います」と語った。

決勝戦については「大阪桐蔭という強い選手がいたので、注目が集まっていたが、でも高校野球のここまでいい試合を見させていただいたが、仙台育英と下関国際、魅力のあるチームで決勝戦はいい試合になると思います」と予想した。

準決勝で仙台育英が聖光学院に14点差をつけて勝利したことに上原氏は「選手もたくさん仙台育英にいい選手がいますから、勢いもあるが、最後まで手を抜かなかったのが、称賛されるべきことだと思う。どんなに点が入っても、最後までやるというのはいいことだと思う」と話した。

準決勝で仙台育英が聖光学院(福島)との「東北勢対決」に大勝し、下関国際がセンバツ優勝の大阪桐蔭に続き同準優勝の近江(滋賀)も破り、初の決勝進出を決めた。