秋季岩手大会(16日開幕)出場権をかけた地区予選が花巻、盛岡地区などで行われた。

大阪桐蔭・中村剛也(西武)と並ぶ高校通算83本塁打の花巻東・佐々木麟太郎内野手(2年)は「3番一塁」で花北青雲戦に先発。4打席に立ち、先制犠飛を放つなど、2打数1安打2打点1四球。大きくリードした5回裏の守備では、公式戦で初めて捕手のポジションについた。

1回無死一、三塁の第1打席では、6球目を捉えて先制の中犠飛。4球目には右翼場外に特大ファウルを放った。

3-0の2回2死一、三塁の第2打席では、初球を右前にぽとりと落とす適時打でリードを広げた。

6-0の3回2死二、三塁の第3打席では初球を打ち上げて二飛に倒れた。

8-0の5回無死二塁の第4打席では四球を選んだ。

試合は11-0で花巻東が5回コールド勝ちした。