メダル獲得を目指す日本が米国を3-2リードした試合は、激しい雷雨のため、3回表無死満塁と日本の攻撃中に中断。18日午前9時半(日本時間午後10時半)から再開されることになった。

1回、4番の広陵・内海優太(3年)の左前適時打で1点を先制。好スタートを切った。

先発の市船橋・森本哲星投手(3年)は初回を3者凡退に仕留めたものの、2回につかまった。

1-2と逆転され、なお2回無死満塁のピンチには、15日の韓国戦でKOされた近江・山田陽翔投手(3年)が救援。気迫満点の投球で、浅い右飛、二ゴロ、中飛と完璧に抑え、追加点を防いだ。

主将の熱投で流れが変わった。3回無死満塁から7番の大阪桐蔭・伊藤櫂人内野手(3年)の左翼線二塁打で再逆転に成功。その直後、雷雨のため、試合が中断。約2時間半後、サスペンデットとなった。

スーパーラウンドでは韓国と台湾がすべての試合を終え4勝1敗。現在2勝2敗の日本は、米国戦に勝っても3位決定戦にまわることが決まっている。