今夏の甲子園出場校の社が、2季連続甲子園出場へ向け、センバツへつながる近畿大会出場の3枠目をゲットした。

3位決定戦で育英と対戦。1-1で延長戦に突入し、タイブレークとなった延長13回に3点を挙げ、その裏の反撃を1点に抑え逃げ切った。

先発の高橋大和投手(2年)が延長13回を1人で投げ抜いた。延長13回完投も、1試合209球を投げたのも初めてという高橋は「変化球とかの修正もうまくできた。後半はどんどん調子がよくなりました」と振り返った。

山本巧監督(50)は「(高橋は)打者1人1人修正しながらの投球で、信頼していました」と熱投をたたえた。

近畿大会に向けて、高橋は「県大会では思うような投球ができなかったが、近畿大会では力を出して勝ちたいです」と意気込んでいた。