クラークが延長戦を制し、全国一番乗りで来春センバツ出場の最有力校となった。来年3月18日開幕のセンバツ(甲子園)の参考資料となる北海道大会で、北海を下し2連覇。2年連続となる北海道地区一般選考枠選出を最有力とし、また2年連続の明治神宮大会(11月18日開幕、神宮)の出場権を獲得した。

先発の右横手投げエース新岡歩輝投手(2年)は7回に本塁打を浴び先制を許したが、10回を6安打、7奪三振1失点と好投。打線も1点を追う8回2死一塁で、中村光琉内野手(2年)が中前適時打を放ち追いつくと、延長10回にも中村の右越え適時二塁打などで2点を勝ち越し、接戦を制して同校初の連覇を果たした。

今年のセンバツは初戦敗退しており、佐々木啓司監督(66)は「(今大会の)抽選日の帰り道に新岡と『もう1回甲子園に行って、今度は1勝しよう』と話していた。勝ち越したときは夢のようだった。(甲子園出場の)約束を果たしてくれた。センバツに向け、打力を上げていきたい」と話した。

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