北海道・奥尻島出身の最速147キロ左腕、知内・坂本拓己投手(18)が、ヤクルトから4位指名された。

奥尻島出身のプロ野球選手は、プロ通算165勝を挙げた元阪急の佐藤義則氏以来、46年ぶり2人目。

ドラフト会議直後に放送されたTBS系の速報ドラフト会議2022「THE運命の一日」にVTRで出演。スタジオで見守ったゲストの元ヤクルトの古田敦也氏、元日本ハムの斎藤佑樹氏らに拍手で祝福された。

MCの中居正広が「予想では育成下位って書いてありました」と明かすと、古田氏は「もともと僕も名前知ってましたし、有名でした」とフォロー。食事面を心配した母には「ヤクルトはいっぱい食べるものがありますから。ヤクルトも飲み放題。心配なさらずに」とPRしていた。

坂本は「奥尻で育ってきて、いろいろな方に支えてもらったので、これからしっかり島の方々に恩返しできたらいいと思います」とプロでの活躍を誓った。

◆坂本拓己(さかもと・たくみ) 2004年(平16)7月6日、奥尻町生まれ。奥尻青苗小1年の時に青苗スカイバードで野球を始める。奥尻中では軟式でプレー。知内では1年秋から背番号14でベンチ入り。3年夏の南北海道大会では準優勝に貢献。50メートル走5秒9。遠投110メートル。趣味はサイクリング。目標の選手は松井裕樹。好きな食べ物は米。好きな有名人は永野芽郁。家族は両親と兄、姉。血液型A。最速は147キロ。球種はカーブ、スライダー、チェンジアップ。180センチ、85キロ。左投左打。

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