京都国際(京都2位)が1発攻勢に沈んだ。

1回、敵失などに乗じて3点を先制。だが、その裏、先発の中崎琉生投手(1年)が青山達史外野手(2年)にスライダーをとらえられ、左翼に2ラン。接戦に持ち込んだが、1点リードの5回には、中塚遙翔内野手(2年)に右翼への逆転2ランを浴びた。

中崎は「球場の雰囲気や、緊張感があって智弁和歌山の応援もすごくてのみ込まれてしまった。普段通り、低めを突く投球をできなかった」と振り返った。

同校は今夏の甲子園に出場するなど、近年の京都高校球界の風雲児だが、近畿大会の初戦敗退で、21年以来、2年ぶりの選抜は厳しい情勢になった。