日本学生野球協会は31日、都内で審査室会議を開き、高校11件の処分を決めた。

大産大付(大阪)は、元プロ野球選手の田上秀則監督(42)が暴力と暴言、報告義務違反で昨年9月21日から1年の謹慎処分となった。また、コーチ(33)が暴力で昨年11月19日から謹慎1カ月。部員間でのいじめ1件、暴力4件も発覚し、昨年11月21日~12月20日までの対外試合禁止処分。

ノースアジア大明桜(秋田)の責任教師(27)は、部員間の暴力について県高野連への報告が遅れたため1月25日~4月24日まで謹慎3カ月。

飛龍(静岡)は、2年生2人による1年生6人に対する部内暴力で、1月7日~2月6日の対外試合禁止処分。

府中東(広島)の監督(37)は、部内体罰と報告義務違反で謹慎2カ月。

新潟産大付のコーチ(68)は部内体罰で昨年12月12日から1カ月の謹慎。

高朋(富山)のコーチ(36)は、体罰と部内暴言、報告義務違反で昨年11月20日から謹慎4カ月。

瓊浦(けいほ=長崎)は、監督(37)が体罰、部内暴言と報告義務違反で謹慎7カ月。コーチ(24)が暴力と報告義務違反で謹慎2カ月。副部長(56)が体罰と報告義務違反で謹慎2カ月。部長(34)の報告遅れで謹慎1カ月となった。

三田松聖(兵庫)は部員同士の暴力といやがらせ行為で、昨年12月15日~3月14日までの対外試合禁止3カ月。

明星(東京)監督(41)は、ハラスメント行為で謹慎1カ月。