今月末で監督を退任する日大三小倉全由監督(65)が、日大三高野球部OBでボクサーに転身した日本スーパーウエルター級第3位、足名優太(28=金子ボクシングジム)を激励した。

東京・町田の日大三高野球部寮にあいさつに訪れた足名に、高校球界の闘将らしく熱いエールを送った。

2019年の東日本新人王を獲得した遅咲きボクサーに、小倉監督は「相手、強いのか。ガンバレよ」と、激励しながらファイティングポーズを取り、小倉監督も戦う気満々の表情で激励した。

足名はプロテストに合格した翌年の17年、23歳でデビューしここまで11戦7勝4敗。「大学3年で、それまでやっていた集団競技から、自分のスケジュールで練習ができるボクシングに挑戦しようと決めました。今回の相手は強く、前回負けているので雪辱したいです」と、決意を口にした。 小倉監督が監督を退任する31日に、後楽園ホールで小林柾貴(角海老宝石)とウエルター級8回戦で対戦する。