今春センバツ出場の常葉大菊川が静岡高を7-4で下し、10年ぶりの4強を決めた。昨秋県大会準々決勝(9○0静岡高)の再戦を返り討ち。相手の投手陣が10四死球と苦しむ中、与えられた好機を確実に得点につなげた。
2回の反撃、9回のダメ押しと、共に中犠飛で2打点を挙げた9番・亀原粋(いは)外野手(3年)は「最低限の仕事はできた。攻撃でチームに貢献できてよかった」と笑顔を見せた。さらに4-3で1点差リードの4回2死二塁の場面では、公式戦初の4番に起用された岩崎匠悟内野手(3年)が適時二塁打を放ち5-3。中盤で試合の流れを引き寄せて逃げ切った。
石岡諒哉監督(33)は「雑な試合だった。いろいろな選手にチャンスも与えたが、今日は手応えが少なかった」と表情を曇らせた。夏の選手権を見据え、チーム総合力の上積みに期待した指揮官は「もっと相手が嫌がるチームになりたい」と、4日の準決勝・日大三島戦に期待した。【山口昌久】
浜松開誠館 昨春の東海王者が古豪・掛川西に4-3で辛勝。5回途中から登板の松井隆聖投手(2年)が2年連続の県4強をたぐり寄せた。5回2安打1失点。持ち味の速いテンポで9回の3者連続を含む計7三振を奪い、相手打線を抑え込んだ。さらに自己最速を4キロ上回る132キロも記録。背番号11は「自信になった。この経験を生かして夏は3年生エースを支えたい」と力を込めた。

