思わぬ“珍客”が登場した。

8回裏1死一、三塁、旭川永嶺の8番西宮心温(しおん)投手(3年)が打席に立つ場面で、バックネットそばの芝生付近にリスがあらわれた。グラウンドを走り回り、一塁ベンチ前を通過。その後、右翼ポール付近から中堅にかけて動き回った。試合は一時中断し、グラウンドにいた選手たちも一度ベンチへ。審判や高野連担当者らがホウキやトンボを手に追い出そうとするも、逃げるリスをなかなか捕まえられず。それでも約5分後、開放したゲートから飛び出して行き、無事に試合は再開された。

予想していない出来事にスタンドも沸き、なごやかな雰囲気となった。