札幌日大が準優勝した21年以来、2年ぶりの4強進出を決めた。

3-3と同点の4回裏1死一、二塁で、2番菊地飛亜多(ひあた)左翼手(2年)が左中間へ2点適時三塁打を放ち勝ち越すなど、この回3点を奪取。決勝打を放った菊地は「強く打ったらいいところにいってくれました」と笑みを浮かべた。

先発左腕の小熊梓龍(しりゅう)投手(2年)は5回以降無失点に抑えるなど、9回119球9安打3失点で完投した。

森本琢朗監督(42)は「序盤は苦しい展開だったので、これは7、8点勝負だなと思いながら。小熊が途中から粘ってくれた」と振り返った。

日本ハムの本拠地、エスコンフィールド北海道で行われる準決勝で北海道栄と対戦する。菊地は「1試合1試合が決勝だと思っている。特に変わらず、自分たちのやるべきことを全力でやりたい」と意気込んだ。

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