鳥栖工の「仮面ライダー兄弟」こと、松延バッテリーが夢の舞台で躍動!甲子園初勝利に導いた。

兄の松延晶音(あぎと)捕手(3年)は4番打者で先発。弟の響(ひびき)投手(1年)は6回から登板し、自己最速を2キロ更新する144キロで、延長12回まで97球5奪三振の熱投。

兄の晶音はアニメ「銀色の髪のアギト」が名前の由来だが、後日、「仮面ライダーアギト」の存在を知った父慎一郎さん(39)によって、弟は「仮面ライダー響鬼(ヒビキ)」から名づけられたという。

「X(旧ツイッター)」では「アギトとヒビキって仮面ライダーやん」、「仮面ライダー兄弟頑張れ!」など多くのコメントで沸かせた。

試合は延長12回、6番林の犠打に敵失が絡み、サヨナラ勝ち。仮面ライダー兄弟の粘りが勝利を呼び込んだ。