来秋のドラフト候補右腕、津嘉山憲志郎投手(2年)擁する神戸国際大付は準々決勝で報徳学園に敗れ、来春センバツが絶望となった。

先発の津嘉山は3回56球を投げ、2安打2失点。1点リードの3回2死一、二塁から左中間を破る2点適時二塁打で逆転を許し、降板した。

今夏エースとして兵庫大会4強入りに導いたが、9月に入り右肘痛を発症。本調子でないなかでの投球に「報徳戦に合わせて調整したけど、自分の投球ができなかった。準備不足です」と下を向いた。

打線は9安打を放つも、報徳学園の今朝丸裕喜投手(2年)に押さえ込まれ、3回と8回の犠飛での2得点に終わった。

来春センバツが絶望となり「次は夏しかない。一からトレーニングを見直したい」と最後の夏に向け、再び鍛錬の日々を送る。