青森山田がタイブレークの末、広陵(広島)にサヨナラ勝ちし初の8強入りを決めた。

9回裏に3点差を追いつき5-5でタイブレークへ。10回表を無失点に抑えるとその裏、無死満塁から4番原田純希がサヨナラ犠飛を放った。

広陵を破った昨年春の山梨学院、昨年夏の慶応はいずれも優勝している。

広陵はプロ注目右腕の高尾響は7回までノーヒットの好投。しかし8回、先頭打者に初安打となる二塁打を打たれ、ここから2失点。9回裏も3点リードを守りきれず同点に追いつかれると10回裏に力尽きた。

青森山田は明日28日の準々決勝で中央学院(千葉)と対戦する。

◆タイブレーク 広陵-青森山田戦は甲子園で春夏通算20度目のタイブレーク。20度のうち裏の攻撃チームが14勝。