山梨学院の先発・津島悠翔投手(2年)は流血後に制球を乱して粘り切れなかった。4回の登板中に左手の爪から出血。ユニホームに血をつけながら必死に腕を振った。4回は2死走者なしから安打と2四球で満塁としたが無失点。吉田洸二監督(54)も4回裏を終えたところで確認した。「4回が終わったところで爪が激しく割れて出血がひどかった。左指の爪ですね。ここらへん(左太もも)にかなり血がついていた」と状況を説明した。

無失点だったため続投したが、5回は2四球と3安打で4失点。イニング途中での降板となった。「今大会はよく津島が頑張ってくれたので何とか5回までと思っていったんですけど…。チェンジアップが全く落ちなかったので限界が来てたんでしょうね。痛い中でよく投げた」と左腕をねぎらった。

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