青森山田は春夏通じて初の4強を狙ったが、同じく初の4強を狙った中央学院に阻まれた。先発した青森山田・桜田朔投手(3年)は4回途中5失点(自責点2)で降板。降板後はベンチで天を仰いだり、帽子のつばで顔を覆って目に涙を浮かべていた。

試合終盤は、ベンチから大きな声で声援を送った。勝利を願い続け、チームも再三チャンスをつくったが、なかなか得点にはつながらず。試合後「自分のせいで負けてしまったので、すごい反省しています」と涙目。マウンド上で弱気になり「真っすぐにも全然気持ちが乗ってなくて棒球のようなボールをずっと投げてしまっていた」と、弱々しい投球になった自分を責めた。